2005年6月11日土曜日

病気とダイエット--緑内障

今年の3月末のとある日曜日の晩、
裸眼で漫画を眺めていた私は、
気づいてしまいました。
「左目の内側上方の絵が見えん・・・・」
あわてて、眼鏡をかけて片眼ずつ試してみると、
右目では、クリアに見える視野の上半分のエリアに、
左目では帯状にぼけて見えるところがあるではありませんか。

そこで、次の週のうちに、
おそるおそる、コンタクトレンズでかかりつけている眼科に行って、
ゴールドマン視野計と格闘してみたところ
暗点から弧状に広がる、見事な欠損。
しかも、中心にむちゃ近い。
「これは、緑内障のパターンですね」
え!?
「眼圧は、18と正常ですが、
強度近視で乳頭陥凹も強く、
視神経が弱っていて、
正常の眼圧でも、弱った視神経にはまだ高すぎる、
ということでしょう」
ありですかそんなの!?
「点眼剤で、眼圧を下げて、視野異常の進行が無いか、
定期的に見ていく必要があります。
神経の障害なので、
欠けた視野はもどりません。」
そりゃ、そ~でしょ~、そ~でしょ~とも~~。
神経の異常だったら、治りませんでしょ~とも~~
ほんとに、ほかに鑑別無いの?
でもって、原因がそれだったら、
眼圧を下げただけで、この視野異常の進行は、
本当に止まるの?
「進行するようなら手術も」って、
もともと正常な眼圧に、手術したからって、眼圧下がるの?

などと、つっこみどころ、満載だったんですが、
あまりにショックが大きくてぼ~ぜん、としておりましたので、
改めて、出直すことにして、その日はいったん帰りました。

結局、20年来のかかりつけは、今の職場から遠く、
通院に支障がありそうだったので、
職場近くの眼科への紹介状をもぎ取って、
そちらに通院しています。
視神経の萎縮の強い部位と、
視野の欠損部位とに相関があり、
診断に間違いは無い、ということでした。

「神経の障害」という単語は、
絶望的な響きです。
再生医療の研究真っ盛りとはいえ、
視神経を再生する、というのは、
想像しても、気が遠くなるくらいの難題に聞こえます。
おそらく、私の寿命がつきるまでに、
視神経の再生医療の恩恵にあずかることはできないでしょう。
そう考えると、
いわゆる代替医療、民間療法に頼る方々の気持ちが、
切実にわかります。

現代医療では、眼圧や、緑内障の進行について、
日常生活や食事で注意する点は特にない。
ということになっていますが、
巷では、曰く、
精製食品(白米や白砂糖)は、目に悪い。
カフェインは、眼圧をあげる。
ストレスは眼圧をあげる。
ウォーキングなどの運動は眼圧を下げる。
などと、まことしやかにささやかれます。
どこまで本当で、どこまで嘘なのか、わかりませんが、
いわゆる「俗説」の中にも、幾ばくかの真実が含まれているかもしれません。

そう考えたら、とりあえず、
自ら改められる部分は、改めてみよう。
やれることをやらずして、
あとで、「やれば良かった」と思うことだけは、やめよう、
と、思いました。

今回のダイエットがスムーズに行っている最大の要因は、
玄米食だとは思いますが、
「病気」という強力な動機によって、
お菓子の摂取が無くなり、
日常生活そのものが改善されつつあることが、
次に大きな要因だと思います。

しかし、最近、
動物性タンパクの摂取が少ないのは、目に悪い、
という俗説も見かけまして、
本当に、何を信じたら良いのか、惑わされることではありました。

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6 件のコメント:

  1. こんにちは。
    身体(症状)にとって、良いもの悪いものって、
    時として矛盾が生じる事がありますよね。
    私も、外科的・内科的なもので相反する食品・薬品があります。
    でも、少しずつでも病気のガードレールに接しない様に
    気を配る事が一番大事ですよね。

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  2. brownsugarさん、ご来訪&コメントありがとうございます
    ��少しずつでも病気のガードレールに接しない様に
    ��気を配る事
    その通りですね!
    最近、「無病息災」ではなく、
    「一病息災」
    という造語を聞きました。
    病気を持っている方が、
    健康や体に気を配り、
    病院に通って、ほかの病気を早期発見するから、
    かえって長生きできる、
    という意味なのだそうです。
    それを目指したいと思います。

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  3. 遊びに来ていただいてありがとうゴザイマス(^-^)。
    すっごく健康になれそうなブログですね。
    お弁当の写真も、毎日とってもヘルシーで美味しそうで。
    きっとお料理も得意な方なんでしょうね♪
    最近の健康情報は多すぎて何を信じていいのかわからない事、ありますよね。
    私も全部鵜呑みにするのではなく、とりあえず試してみて、体に合いそう、フィーリングに合いそう、と思った物を信じて続けている、という感じです。

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  4. mamiさん、ご来訪&コメントありがとうございます
    ダイエットするときも、
    いろいろなダイエット法を乗り換えて、
    ダイエットサーフィンをする私です。
    そうしながら、自分に合ったものが残っていく感じです。
    mamiさんのブログも是非参考にさせて下さい。

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  5. http://www.dms.co.jp/sup/SUP0013.html
    ↑を毎朝一粒のんでます
    のむ前にラジオ体操をします もう、一年以上続く日課になりました
    視野の欠損は進行しとります
    専門病院への通院はやめました 誰も治せないんだから意味ないし
    目医者って、バカばっかだし
    キサラタンを止める勇気もまた無いので
    近場の目医者で処方だけしてもらってます

    返信削除
  6. 亀亀亀亀レスで申し訳ありません。
    もう、お気づきにならないかも?
    ラジオ体操は、やろうやろうと思って、
    始められない習慣の一つです。
    つづけていらっしゃるというのが、
    すばらしいです!
    お医者さんも人間なので、
    相性が合う、合わないというのは、
    どうしてもありますね。
    視野欠損の進行は人ごとでなく心配です。
    自分に合ったお医者さんを見つけ出すことは、
    正直、大変だと思いますが、
    是非、トライされてみられてください。

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